風邪のひきはじめ:鼻の「奥に」イソジンを「直に」塗ること

風邪のひきはじめは喉が痛いなあと思う場合が多いですよね。そのあとすぐ風邪薬を飲んでも、翌朝は大抵は体がだるくなっているものです。

これは70歳を過ぎた先輩から聞いた話です。実に理にかなった民間療法で、これを実践するようになった私は、5年以上も風邪をひいたことがありません。

若い頃は、栄養をつけて風邪薬を飲むと、1~3日で治ったものですが、年をとるとそんなことをしても駄目で、1週間、いや2週間も完治しないことがあります。

布団の中で苦しみながら、なんて馬鹿なんだろう、もっと日頃から風邪に注意しておけばよかった、と後悔してももう遅い。完治して1年もすれば、前回の後悔は忘れてしまって、また同じことの繰り返しです。

さて、その人生の先輩から教えてもらった風邪のひきはじめに対する民間療法とは何か?

例えば、布団に入って寝る前に喉の痛みを感じたら、あるいは夜中に喉の痛みを感じて目がさめたら、必ず起きて次の対策をとってください。翌朝まで待っていたら手遅れになります。

そのためには、事前にウガイ液のイソジンと、大きな医療用の綿棒を買っておく必要があります。

ウガイ液のイソジンは、どのメーカーでも構いません。カバのマークの塩野義製薬でなくても、ムンディの犬のマークでも可能です。イソジンという名前でなく、知らないメーカーの名前でも、主たる成分が同じ殺菌消毒成分のポビドンヨードであれば大丈夫。

ウガイ液を薄めて、いくら「喉」だけウガイをしても、風邪の菌は「鼻」の奥にもついていますので、それがやがて「喉」の方に降りてきます。ですから。「鼻」の奥の菌を処理しないかぎり、いわゆる「イタチごっこ」になります。

このウガイ液のイソジンの「原液」を鼻の「奥に、直接」たっぷり塗りたくって菌を殺すというのが、今回お勧めする民間療法です。

上から喉に降りてくる鼻の奥の菌に直に塗って殺すのですから、理にかなった方法ではありませんか?

ちなみに、内科のお医者さんに、この方法について話したところ、「鼻」であしらわれました。内科医さんは、我々が定期的に風邪をひいて、来院してもらわないと困るのです。商売あがったりです。

喉だけでなく鼻もイソジンでウガイができる人、あるいは塩水で鼻のウガイができる人であれば、それだけで十分に効果的ですが、その場合はすごい痛みが伴いますので、まず普通の人はできません。

原液のイソジンを鼻の奥に塗りたくるには「綿棒」が必要です。いわゆるマッチ棒大の(百均で売っているような安い、小さな)ものを使うと、少し痛いだけでなく、効果も薄いです。

それで、必要になるのが医療用の大きな(1本10円くらいの)綿棒です。ドラッグストアであれば、大抵、売っていますが、一番のお勧めは、コスパがよい「快適生活」の医療用綿棒です。

他にも、ドラッグストアには「のどぬーる綿棒 15本入」などがあります。

重要なのは、綿棒を2本使って、左右の鼻の穴の奥へ「たっぷり」と塗ることです。先の大きな綿棒は、奥まで突っ込んでも大して痛くありません。自分で調整できるので、「痛くしないでね!」と言う必要もありません。 欧米人のように鼻の穴が細長くて格好がよい人は、綿棒の先を少し平たくしないと入らないかもしれません。百均の小さな綿棒でも痛くない人は、それで何度もたっぷり塗れば、同じ効用があると思います。

できれば、塗ったあとは、1分くらい仰向けになって、(自分のものなので汚くはないでしょうから)イソジンが鼻の奥を伝わって、喉まで降りてくるようにした方が効果的です。

私は、受験生を持つ友人に教えて、あとで感謝されたことがあります(言葉の感謝だけでした)。次の日には、風邪の初期症状がなくなっている「はず」ですので、期待してください。

繰り返しますが、夜中に喉が痛くて目がさめた時でも、眠いからといって翌朝まで待たずに、すぐに実践することです。

とはいえ、この方法は実践して5年ほど風邪をひいたことがない(還暦を迎えて反応が鈍くなっているはずの)私自身の体験談による推薦ですから、誰でも「必ず」効き目があるとは限りません。 特に、痛いのが怖いあまり、鼻の奥まで綿棒を入れて、たっぷりと塗ることができない人は、あまり効果がないかもしれません。

風邪をひくと、時間がもったいなく、せっかくのチャンスを逸することもあります。馬鹿は風邪をひかないと言いますが、風邪をひくのは愚かなことです。喉が痛いなと思ったら、早めのバブ○○ではなく、 「早めの鼻の奥へのイソジン塗り」を実践してください。

*上記の対策は「自己責任」でお願いします。イソジンの量によっては危険ですので、事故が生じた場合でも、こちらは一切の責任を負いません。

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